この仕事はライブが究極的な目的だと思っているし、
ライブは私にとって唯一のファンとコミュニケーションできる場。
いつもそのために頑張ってきた。
引用:huluオリジナルドキュメンタリー「namie amuro 25th ANNIVERSARY LIVE in OKINAWA




SUMMARY 
彼女が、根っからの顧客(ファン)第一主義だということがわかる言葉です。
10代からこの仕事をする中で、色々なメディアの仕事をする中で、
人生で色々な体験する中で、このミッションにたどり着いたのだと思います。
ライブでファンと一緒に音楽と踊りを楽しむ、彼女が目指したのはそれだけだったのです。
ただいくら自分の価値観だけ打ち出してもファンがついて来ないと続かないですから、
人気が長続きしたワケがあったはずです。
  1. プライベートは露出させず、音楽とダンスの世界観だけの印象を作る
  2. ライブをファンとのコミュニケーションの場と捉える
  3. ファンとの一体感を大切にして、特別感を感じてもらえるようにする
1. 音楽どダンスの世界観に集中する
彼女はプライベート感は全く出さずに、ライブでもトークゼロで有名ですが、
彼女なりの哲学でやっていたはずです。
自分の価値はあくまで歌とダンスだから、それを最大限楽しませることがすべて。

2. ファンとのコミュニケーションの場をつくる
テレビやCDはあくまで彼女を日常生活の中で楽しんでもらうためのツール。
それがメインではなくて、ライブこそがファンとの一番のタッチポイント。
普段は手元で音楽楽しんでもらい、ここぞというときにライブで高揚感を味わう。

3. 一体感という特別感を演出する
一番の場所だからライブに一切手は抜かず、完璧主義。
ファンが音楽を楽しめるようにあらゆるところに気を配るし、
一体感が感じられる演出にする。

同じhuluのドキュメンタリー「アジアツアー総集編」で、
イッテQのイモトアヤコさんが、年末の安室さんのライブのために1年頑張ってきたのに、
悪天候のせいで、ロケ地から予定通り帰れなくなるエピソードが紹介されていますが
まさにこの場の意味を表してます。

また新宿二丁目のゲイクラブの安室ナイトイベントでお忍びで訪れた話も有名ですが、
これも長きにわたって同イベントを続けてくれたファンへの感謝なのだと思います。
ちまたの噂を聞きつけて、身近なサービスもする。
こんな特別感を感じると、ファンはよりファンになりますね。

INSIGHT
ファンの心をどうやってつかみ続けるのか。それは特別感。
ライブのこの日のために頑張ってきた、と思ってくれるような場をつくる。
それが安室奈美恵さんが教えてくれたことです。

このシリーズで最初に紹介した彼女の言葉も、その哲学が凝縮されていました。
彼女も最初から意識していたことではないと思いますが、
エンターテイメントの世界でずっと生きていて、それがだんだん感覚的にわかってきて、
自分がもとからもっていた哲学と化学反応が起きて、
無駄がすべて削ぎ落とされた、究極的なミッションを悟ったのだと思います。

NEXT
顧客(ファン)を大事にすれば結果はついてくる、
それを身を持って伝えてきたのが安室奈美恵さんだと思います。
そんな彼女の信念はファイナルツアーのライブを見ると伝わってきます。



天性のビジネスセンスをもったシンガー、安室奈美恵さんの自由研究でした。

さあ、これで経験値ためてレベルアップしましょう。