地頭より論理的思考力より大切なもの
引用:「採用基準」表紙




SUMMARY
引き続き伊賀泰代さんの著書です。
彼女が採用マネジャーをしていたコンサルティング会社のマッキンゼーで、
採用基準は何であったか語っている貴重な著書です。
それは地頭のよさでもなく、論理的な思考力でもなく、リーダーシップだといいます。
リーダーシップはもともと英語から来た言葉なので日本語で一言でまとめるのが難しいのですが、
伊賀さんは4つのステップでまとめています。
  • 目標を掲げる(=何をするべきか考える)
  • 先頭を走る(=やるべきことをやる)
  • 決める(=自分で責任をもつ)
  • 伝える(=説明責任をもつ)
自分が組織の中でどんな役割だとしても、やるべきことを自分で考えて行動に移す、
自分が決めたことは責任をもってやりきる姿勢をもち、それを説明できるようにする。
そういった資質があれば多少能力が足りなくても成長するし、逆にこの資質がないと、
どんなに能力が高くても伸びにくいと。

INSIGHT
本を読み進めるとそれは単なる採用基準の話ではなく、誰でも必要な資質だとわかりました。
リーダーシップというと、ソフトバンクの孫さんとか、楽天の三木谷さんのイメージのように、
全知全能で、圧倒的なカリスマで組織を引っ張っていくイメージがあるかと思います。
しかし、ここでは定義が異なります。
自分の持ち場を理解して、その場で何がをやるべきか考えて行動できる人。
自分にすべての決定権がなかったとしても、自分が意思決定者だったらどうするか、
常に考えて動く人です。
能力が足りなくても、結果が出なくても、それがなぜなのか説明できて、次につなげられる。
それがどこでも求められる人材だと言い切ってます。
日本語でちょうどよい表現が浮かばないのですが、英語でいうとコミットメントとか、
オーナーシップとか、そういった言葉も含まれると思います。

NEXT
仕事だと自分のふがいなさで頭がいっぱいになってしまうことがよくありますが、
そんなことは誰も気にしていません。
自分がやるべきことを素直にやり、それを周囲に説明していくことで、全体が調和します。
またリーダーシップは仕事だけでなく人生全般でも大切なことです。
自分の行動や決断に責任をもつことで、納得できる人生につながります。

さあ、これで経験値ためてレベルアップしましょう。