僕たちはハンブルグで、一日八時間も演奏しなければならなかった。
引用:「天才!成功する人々の法則」第二章一万時間の法則




SUMMARY
天才はどうやって天才になったのか、膨大な調査に基づいた法則をこの本は教えてくれます。
「天才」というと先天的な能力と思い込みがちですが、それを真っ向から否定するのがこの本の面白いところです。
  • マタイ効果(最初のアドバンテージは累積して差は埋められないほど拡大する)
  • 一万時間訓練するとその道の天才と呼ばれる
  • 先天的な能力だけでは役に立たない、成功には外部環境が重要である
日本のプロのスポーツ選手に4-5月生まれが多いことは有名な話です。
日本の小学校は4月はじまりであり、小学生は当然早い月に生まれた子の方が体格がよいです。
スポーツにおいては体格がよい方が当然有利であり、最初に成功体験をつかむことにより、
その後中学校、高校とそれがマタイ効果となりアドバンテージが累積して、プロとしても大成する、
という仕組みです。
本著ではプロのアイスホッケー選手の誕生月を調査し、証明しています。

それ以外の分野でも面白いエピソードをあげています。
  • モーツアルトが評価されたのは長い訓練期間を経て20歳を超えてからで実は遅咲きの天才。
  • ビートルズはヒット前にハンブルグで既に1200回相当のライブを経験していた。
  • ビルゲイズもマイクロソフト企業前に一万時間以上のプログラミングをしていた。
その道の天才と呼ばれている人は生まれつきの天才ではない。
人並みをはるかに超えた訓練をしたから天才なのである。

INSIGHT
この本を読むと、天才(=爆発的な成功を収める人)と凡人の違いがわかります。
自分の時間を集中する分野を決めて、まずは一万時間の時間を費やす。
一万時間は平日8時間費やしたとすると丸5年です。
同じ領域の仕事を5年やるということになりますので、仕事をベースに考えると途方もない時間ではないです。
また仕事そのものではなくとも、これまでの人生の中にそれだけ費やしたものがないか、
探すと自分の可能性が楽しくなります。
人の強みのパターンはそれぞれ違いますから、人の数だけ才能の要素があるはずです。
その意味だと、今から新しいことを始めるより、自分の才能の要素を発見したほうが早いかもしれません。

NEXT
自分の才能とその活用する場所を発見したら後は、それに集中するのみですが、
もうひとつ忘れてはいけない要素があります。外部環境です。
才能シリーズの最後はスポーツの分野から、外部環境を整える大切さをお伝えします。

さあ、これで経験値ためてレベルアップしましょう。